ついに今日、センター試験です。
大学入試センター試験。
９時３０分から英語で始まります。
そして、これが、俺たち旧過程の人間の最後の試験となります。
現行、高校２年生以下はゆとり教育という名の新過程を履修しています。
その影響からか、試験の日程も変わってきます。
当然、問題も変わります。
俺らの前の世代は、複素平面を履修しない代わりに行列を一次変換まで学んだそうです。
そして、今の世代はごっそり複素平面がなくなり、物理１からは運動量や原子物理、化学１からは化学結合や気体等などが省かれています。
俺らの時にあったコンセプトが全くありません。
ということは俺らが学んだ時の理論は通用しないんです。
文科省の出した、教育方針を見てみると、俺らの頃に書かれていたものと大して差はないはずなんだけれど、この学習スタイルはどうかとも思ったりします。
俺らの前の世代は、一次変換までやることで線形的試行と解析の初歩を学ぶという精神がありました。
俺らは、解析の初歩を学びながら、物理や化学がどういった進化を遂げてきているのかを学びました。
それじゃあ、今の世代は？
僕は今の現行の履修に理系の人間が関わっていたとは思えません。