ゴジラ、歓喜のシャンパン・ファイト。地区優勝に向けマジック1としていたヤンキースは30日、ニューヨークで行われたツインズ戦に6―4でサヨナラ勝ち。球団史上初となる3年連続100勝で、ア・リーグ東地区7連覇を達成した。四番・左翼で出場した松井秀喜外野手(30)は七7回に日本人メジャーリーガー初となる3戦連発の31号同点弾を放ち、9回にはサヨナラのホームを踏むなどV決定に大きく貢献した。(ニューヨーク 東山貴実、瀬戸口仁司通信員)
クラブハウス前で試合用の帽子を脱ぎ捨てると、ゴジラが威勢良くほえた。「今年は暴れてきますっ!」。そして始まったシャンパン・ファイト。瞬く間に全身がずぶ濡れとなり、美酒が染みた目は真っ赤。「何回やってもいいですね。キャプテン(ジーター)にぶっ掛けてきました」と儀式を堪能した。
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流石!松井!メジャーでも31号。日本の大砲ここにあり!!
米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手は1日、当地で行われたレンジャーズ戦に1番・右翼で先発し、5打数3安打の活躍で、年間最多安打記録を「259」安打に伸ばした。
イチローは初回の第1打席の左前打で、1920年にジョージ・シスラー(ブラウンズ)が樹立した年間257安打に並ぶと、続く3回の第2打席で中前打を放ち、過去84年間誰も破ることの出来なかった記録を更新。さらに、6回の第4打席に内野安打を放ち、今季259安打を記録した。
試合は8―3でマリナーズの勝利。今季はまだ2試合が残っており、イチローのさらなる記録更新に期待がかかる。