夜、寝る時になると異常な不安に駆られる。
未来が見えない恐怖。
自分がしたいことが分からない恐怖。
時間はどんどん過ぎていく恐怖。
不甲斐無い自分に対する無力感。
闇に身を縛られ、気持ちは恐怖に囚われたままどうすることも出来ない。
一時でもそんな状態から逃れる為に、酒とタバコを覚えた。
身体を悪くしてると分かってはいるが、どうしようもない。
今まで過去という安住の地に身を潜めて生きてきた。
これからは、
自分の居場所を見つけなければならない。
人間関係も築いていかなければならない。
先が見えない道であっても進んでいかなければならない。
そう自分に言いきかせ日々生きる。
周りに良い子だと思われるように生きてきた
気付けば自分のしたいことがわからなくなっていた
とりあえず、歌を歌い、雨降りの夜にチャリで暴走して気分転換した。
やはり身体を動かさないと灰汁が溜まっちゃう。