来シーズンの投手総合コーチに尾花高夫氏（４８）の就任が決まりました。２４日、チームとともに宮崎入りし、宿舎で就任会見を行いました。
尾花コーチは、原監督の強い要請を受けて就任を決めた経緯などを話し「たいへんな仕事を引き受けたという気持ちと、監督を手助けしたいという気持ちでいっぱいです」と心境を明かしました。
今季までパ・リーグのソフトバンクの投手コーチだったため「（巨人投手陣の）イメージはほとんどない」としながらも「先入観なしで見られるのはいいこと」と話しました。
また、今キャンプの課題として、投手陣不振の原因と対策を見つけることを挙げ、そのために各選手を「よく見ていきたい」と話しました。さらに「最終目標は日本一になること。それに向かって選手をレベルアップさせるのが自分の役目」と抱負を語りました。
尾花コーチは１９７８年、社会人の新日鉄堺からヤクルト入り。９１年までの１４年間現役生活を続け、通算１１２勝を挙げました。引退後はロッテ、ヤクルト、ダイエー、ソフトバンクでコーチを務めました。
指導者によってチームが変わるのはロッテの例を見ればわかること。
来年の巨人はどうなるのか、期待。