民間企業に勤める人が04年の1年間に得た平均給与は、439万円と前年を5万1000円(1.1%)下回り、7年連続で減少したことが国税庁の「民間給与実態統計調査」で分かった。景気回復が給与に反映されていない実態を浮き彫りにした。一方、所得税額は前年を3339億円(3.9%)上回り、4年ぶりに増加した。