古代ローマ時代。
五賢帝と呼ばれる賢帝が治めていた良き時代があった。
ネルウァ帝(在位96〜98)
トラヤヌス帝(在位98〜117)
ハドリアヌス帝(在位117〜138)
アントニヌス=ピウス帝(在位138〜161)
マルクス=アウレリウス帝(在位161〜180)
彼らが気をつけたこと。それは帝の位を自分の子孫に継がすことはしなかったことだ。
有能な人物に皇位を継がす。このことがローマ帝国の最も繁栄した時期を生み出した。
しかし、アウレリウス帝の後は、アウレリウス帝の息子が継いだ。
コンモドゥス帝(在位180〜192)
彼はローマ帝国史上最悪の皇帝のひとりとして言及される。
このコンモドゥス帝の登場で五賢帝の時代が終わりを告げた。
国政を省みず、皇帝自ら円形闘技場で剣闘士試合に参加していたという。
ギリシア神話の英雄ヘラクレスに扮し、1万2千人の剣闘士を殺害した。
またある都市では、市民の一人がコンモドゥスを敵意あるまなざしで見たという理由で、市民を虐殺させた。
その彼は結局暗殺され、30歳でこの世を去る。
え〜っと、なんでこんなネタをやったかと言うと。
金曜ロードショウで「グラディエーター」がやってたんで、ネタにした次第です。
これで、「グラディエーター」が一層おもしろくなる!はず・・・。
見てね。