
「雲のむこう、約束の場所」
<スタッフ>
原作・脚本・監督 :新海誠
キャラクターデザイン・総作画監督:田澤潮
美術:丹治匠・新海誠
音楽:天門
アテレコ演出:三ツ矢雄二
<キャスト>
藤沢浩紀:吉岡秀隆
白川拓也:萩原聖人
沢渡佐由理:南里侑香
岡部:石塚運昇
富澤:井上和彦
★★★★★
テアトル梅田初日、初回にW氏参加してまいりました。
新海さんの挨拶もばっちり見てきましたよ。がちがちに緊張してはった。
作画監督さんはもっとがちがちだったけど・・・。
劇場の店員さんの対応も素晴らしかったし、映画も素晴らしかったし、
文句なしで、最高の一日でした。
吉岡さんの声はほんま良かった。
北の国から以来、個人的に見てなかったけど、やっぱりいいね。最高。
というわけで、感想は追記で。
ネタばれを含みますので、これから見ようかなって人は見てからでお願いします。
最近、人類にとっては未知のものを扱う作品が多いと思います。
未知のもの、よく分からないものに対する主張。
例えば、昔はやったエヴァンゲリオンとかそうでした。
この作品にもそういった一面は見られます。
「平行世界」
「塔」は「平行世界」を操る兵器で、それを抑える「鍵」がヒロイン。
が、この物語中ではその回答、未知に対する作者の主張と呼べるものは
語られません。
人と人との「約束」の強さや人間の絆が語られる中心なのです。
ユニオン占領下の北海道に建設された、謎の巨大な「塔」に行くんだ。
――― 中学3年の夏、ヒロキとタクヤとサユリの三人は約束をする。
しかし、その約束はサユリが東京へ突然転校することで途絶えてしまう。
虚脱感の中、ヒロキは後を追うように東京の高校へ進学する。
東京では抜け殻のように生活を送るヒロキ。
約束から三年後、未だ抜け殻のように生活を送るヒロキの元へ一通の手紙
が届く。中学時代にお世話になった人からの手紙で、サユリが約束した日
からずっと原因不明の病により、眠り続けたままなのだということを知る。
その眠りからサユリを救うべく、ヒロキはあの約束を今度こそは成し遂げる
と決意し、タクヤと共に行動を起こす。
そして、ついに「塔」の正体とサユリの病の原因を知る。
「サユリを救うのか、それとも世界を救うのか」
サユリを救うことで、「塔」を抑圧する術を失ってしまう。
彼らにはどちらとも選択は出来なかった。
ただ、約束を成し遂げることが彼らが選んだ道だった。
青臭いけれど、作者の情熱を感じるいい作品でした。原石のようなお話。
細かいところを言えば、粗い部分はたくさんある作品です。
ぺ・ヨンジュの声が合わなかったり、吉岡さんの声が喜劇の部分では
合わなかったり、なんで「憶えてない」ことを憶えてるんだよ?とか。
そんな部分を差し引いても、この作品は素晴らしかったです。
一年間以上も待ったかいがありました。そして、この作品に出会えて良かったです。
個人的には東京でのヒロキの生活ぶりにすごくはまったんだけどね。
あと、この作品、当初のプロットとかなり変わってます。
こんな感じ