2004年08月13日

日本球界のベーブルース、松井秀喜

ルースになった!松井秀 初の2発
(このニュースは8月8日のものです。)
 闘病中の少年に贈る2打席連発、松井秀がベーブ・ルースになった。
ヤンキースの松井秀喜外野手(30)が6日、地元でのブルージェイズ戦
に五番・左翼で出場。初回に右越え21号3ラン、三回に右越え22号ソ
ロとメジャー初の1試合2本塁打を放った。打率も3割(.301)に戻し、メ
ジャー日本人最多の6打点もマーク。試合前に見舞った難病と闘うゴジ
ラファンの少年に、勇気を与える大活躍を見せた。
 感激のカーテンコールだった。「マ・ツ・イ!マ・ツ・イ!」。三回、松井秀
がメジャー初の2打席連続アーチを放つと、大歓声が止まらない。ダッグア
ウトでヘルメットを持った右手を高々と掲げて応えてみせた。
 「もう最高ですよね。2本もホームランを打てて、チームが勝つのは最高のこと」
 第3打席から打席に入るたびにスタンディングオベーションにわき起こり“ゴ
ジラ劇場”と化したスタジアム。口火は初回2死一、二塁で、高めの直球
を叩いた同点3ランだった。3階席の看板を直撃する135メートルの特大
弾。先頭で打席に立った三回には、低めのチェンジアップを高々と右翼席
に運んだ。
 「少年のためにも打ちたかった」。心に期するものがあった。試合前に地元
の病院に入院し、難病と闘っている日本人の少年を見舞った。大の松井
秀ファンで、病室には、以前に贈ったサインボールなどゴジラグッズが飾られ
ている。呼吸器系の病気のため会話はできなかったが、サインをして一緒に
写真を撮った。「頑張って。オレも頑張るから」。励ましの言葉を残して球場
へ向かった。
 「素晴らしい話だ。その少年とは何か約束したのかもしれないね、ベーブ・
ルースのように」とトーリ監督。ヤ軍の大先輩ルースは、入院中の少年にホ
ームランを打つことを約束し、見事果たした。「こういうことなら“ホームラン打
ってくるよ”と言っておけばよかった」と照れたが「オレも頑張る」という言葉通
りの大活躍。「同じ日本人がアメリカに来て病気と闘っているわけですから。
少しでもそういう人たちのエネルギーになれたらといつも思っている。この結果
を見て喜んでくれるんじゃないかな」とうれしそうに語った。
 今季22本塁打はア・リーグ10位タイに浮上。トーリ監督は「秀喜は昨年
と全く違った打者。私の予想は今季25本だったが、30本は余裕で超えるだ
ろう。うれしい誤算だね」と目を細めた。
 「これからも人々が頑張るエネルギーになりたい」。そう語る松井秀の気持
ちは、2本のアーチという懸け橋を経て、少年の心に確実に届いたはずだ。

関連記事:Yahoo!!

松井選手さいこー。


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From: loan calculator
Date: 2005.10.01

Posted by hotstaff at 2004年08月13日 11:24 | TrackBack
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