国土交通省は7日、全国の一級河川で昨年行った水質調査結果を発表した。
ベスト1には、2年連続の後志利別(しりべしとしべつ)川(北海道)と宮川(三重)を
含む5河川が並んだ一方、大和川(奈良、大阪)が3年ぶりにワースト1となった。
水質調査は、国交省が管理する一級河川の166河川を対象に毎年行われてお
り、河川の汚れ具合についてはBOD(生物化学的酸素要求量)を指標としている。
国交省によると、下水道の整備や川底のヘドロ除去などで全体的に水質は大幅に
改善されており、環境基準を満たしている地点の割合は、1976年の66%から昨
年は88%と20ポイント以上も増加。
環境省の基準でみると、8割近くの川で泳ぐことが可能という。
ベスト5、ワースト5の河川は次の通り。
【ベスト5】〈1〉後志利別川(北海道)、荒川(新潟)、豊川(愛知)、宮川(三重)、
大野川(大分)
【ワースト5】〈1〉大和川(奈良、大阪)〈2〉綾瀬川(埼玉、東京)
〈3〉鶴見川(神奈川)〈4〉中川(埼玉、東京)〈5〉牛淵川(静岡)
関連記事:読売新聞
人間にもランキングがって、こういう風に発表されたりしたら嫌やな・・・。
河も可哀想に。