小学校4〜6年の約10人に1人以上が「眠れない」「何をしても
楽しくない」といった抑うつ傾向を示していることが、5都県の3300
人以上の児童を対象にした筑波大学の調査で分かった。こうした
多府県にまたがる大規模調査の報告はこれまでになかった。2日か
ら都内で始まる第1回日本うつ病学会で発表される。
俺は最近気絶するかのごとく睡眠に陥ってるけどな〜
筑波大学の新井邦二郎教授と大学院生の佐藤寛さん(発達臨床心理学)
が東京、神奈川、埼玉、茨城、宮崎の5都県の公立小学校に通う4〜6年生
計3324人を対象にアンケートを実施し、18の傾向について有無を尋ねた。
その結果、放置して悪化すれば、うつ病につながる可能性のある心の負担(抑
うつ傾向)が男子の10%、女子の13.5%で一定の基準を超え、何らかの援助
を必要とするレベルに達していた。
内訳を見ると、「よく眠れない」が16.8%あり、6人に1人の割合だった。以下、
「やろうと思ったことがうまくできない」(15.5%)、「落ち込むと元気になれない」
(15%)、「何をしても楽しくない」(14.7%)、「たいくつ」(11.8%)が10%
を超えた。このほか「ひとりぼっちの気がする」といった項目も女子では10.2%あ
った。
国内の調査では、一生の間にうつ病にかかる割合は15人に1人程度とされる。
研究班によると、児童についてはこれまで、3.5%にうつ病性の障害があるという
報告がある。
今回、個別の面談はしていないので、原因はわかっていないが、研究班は「喜び
の感情や活動性は低いものの、悲哀感はそれほどでもないというのが特徴だ。うつ
病にはなっていないが、何らかの支えを必要とするハイリスクの子どもがかなりいるこ
とを示している」と話している。 (07/02 11:53)
小学生も大変だね。
やっぱあれでしょう、小学生は自然と戯れたほうがいいと思うよ。
自然最高!