2004年06月03日

最悪なニュース

長崎県佐世保市の大久保小(出崎睿子校長)で、6年生の
御手洗怜美(みたらい・さとみ)さん(12)がカッターナイフで首
を切り付けられ死亡した事件で、県警佐世保署に補導された
同級生の女児(11)が動機について、「インターネット上で、自
分のことについて怜美さんが書き込んだ内容が面白くなかった。
いすに座らせて切った。殺すつもりだった」と供述していることが、
2日わかった。

本当に悲しい事件がまた起こってしまった。
殺人に駆り立てる動機が更に空しい。
またこぞってマスメディアは教育問題とかインターネットの問題
とか言い出すんだろうなぁ。
何でも批判だけするんは楽で良いと思う。どうすれば、良い
のか、改善しないといけないところはどういうところで、こういう
方法ならどうなんだろうかとも言わず、ただ批判するだけ。
面白おかしく報道するのではなく、襟を立たした報道がされる
ことを祈りながら、この事件を追っていきます。

 長崎県佐世保市の大久保小で、6年御手洗怜美さん(12)が
カッターナイフで首を切りつけられ死亡した事件で、佐世保署に補
導された同級生の女児(11)は調べに対し、事件の数日前から
「どうしたら殺せるかを考えていた」と供述していることが3日、わかった。
 また、「背後から手で目隠しし、切りつけた」と、事件当時の様子
を話しているという。
 調べによると、事件の数日前にインターネット上で自分の容姿を
中傷するような書き込みがあった後、女児は直接、怜美さんに訴
えるのではなく、やはりネット上で「やめて」と訴えていた。書き込み
の前までは「恨みはなく、仲良しだった」と供述していることから、
同署は女児はこの書き込みを読んで犯行を決意したとみて調べている。
 女児は給食時間が始まったころ、怜美さんを呼び出し、教室と
同じ3階にある学習ルームに手を引いて連れ込んだ。カーテンを
閉めた後、いすに座らせ、タオルで目隠ししようとした。だが、怜美
さんが抵抗したため、後ろから手で目を覆い、ふだんから筆箱に入
れていたカッターナイフで右頸(けい)動脈を切りつけたという。
 同署は傷の状況からも、背後から切りつけたのは間違いないとみ
ている。 (6月3日 読売新聞)

 長崎県佐世保市の大久保小6年の御手洗怜美さん(12)が
死亡した事件で、怜美さんは5年生の時の文集で、趣味を「PC
(パソコン)」と自己紹介し、「PCを通じての人との関わり」と題した
作文を書いていた。
 長崎少年鑑別所に収容された同級生の女児とは、チャット(ネッ
ト上のおしゃべり)の書き込みが元でトラブルになったとみられている
が、作文の中では「顔も姿も見えない人たちと仲良くできるのだろう
か」と、ネットへの戸惑いを見せていた。
 文集は5年生全員の自己紹介と作文を載せたもので、学年末
に作成された。自己紹介欄で、怜美さんは趣味をパソコンとし、
「ハマってる事」としてチャットを挙げていた。女児も趣味はパソコンと
していた。
 怜美さんは作文の中で、パソコンを始めたころは、パソコンを通じて
友達を作ることに関心がなく、「顔も姿も見えない人たちと仲良くで
きるのだろうか。と正直そう考えていました。もし、相手が変な人(中
略)だったらいやだなぁ」と不安だったことを記述していた。
 その後、友達からメールで相談を受けたことから「ここまで親密に
なれるんだ」「逆に顔や姿が見えないからこそ相談に乗ったりできる
んだなぁとおもいました」と、メールに熱中していった理由に触れ、「
PCを通しての友達はいい人だけではないだろうけど、これからも友
達をつくって仲良くしていきたい」と結んでいる。
 また、同じ文集の中で補導された女児は、「将来の夢」は小説
家で、「好きな本」として「バトル・ロワイアル」を挙げていた。
 映画にもなったこの小説は、同じクラスの中学生同士が殺し合
う凄惨(せいさん)なシーンが問題になった。(読売新聞)

 長崎県佐世保市の市立大久保小学校(出崎睿子(えいこ)校長、
児童数187人)の6年生、御手洗怜美(さとみ)さん(12)が殺害さ
れた事件で、家裁送致された同級生の女児(11)が、県警の調べに
「テレビのドラマを見て(殺害を)やろうと思った」と供述していることが分
かった。事件前日の5月31日に放映されたミステリードラマで、カッタ
ーナイフで人を殺害する場面があったという。女児は4日前にも殺害
を実行しようとしたと話しており、このドラマが実際にカッターを使った
事件の引き金になった可能性もあるとみて慎重に裏付け捜査を進
めている。(6月3日 毎日新聞)


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Posted by hotstaff at 2004年06月03日 21:18 | TrackBack
Comments

フィクションの猟奇にあこがれてたのかねぇ・・
こういうタイプの子どもは掃いて捨てるほど今の世の中にはいると思う。
年齢が年齢だけに、後味が悪い過ぎる・・

Posted by: sbtr at 2004年06月05日 08:11

空想でとどまってるうちはいいんだけれどなぁ〜

Posted by: hotstaff at 2004年06月07日 07:11
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