2003年9月14日。
球界からまた一人の選手が旅立ってしまった。
その選手の名前は川相昌弘遊撃手、38歳。
つい3〜4週間前に犠打512の世界新記録を
樹立したのはまだ記憶に新しいだろう。
自分が野球に憧れるきっかけを作ってくれた選手、
夢を与えてくれた選手、川相選手はそういう選手の
中の一人だ。
去年の秋山幸二外野手、石井浩雄内野手に続き、
また、自分に夢を与えてくれた選手が球場から姿を消し
ていった。悲しい・・・。
21年間、輝き続けた星が今静かに潰えてしまう。
関連記事:報知新聞
<プロフィール>
1964年9月27日生まれ、岡山県出身。38歳。
岡山南ではエースとして81年夏、82年春に甲子園出場。
82年ドラフト4位で巨人入団。84年に1軍初昇格。
89年から遊撃のレギュラーに定着。
ベストナイン1回、ゴールデングラブ賞6回。
家族は秀美夫人と3男2女。176センチ、74キロ。右投右打。
今年、現役生活21年目。
巨人在籍年数では王貞治現ダイエー監督に次ぐ。