作品名:月曜日の水玉模様 作者:加納朋子 刊行社:集英社
★★★★★
なんというか、はまってしまう作品。
読書がしたくて、読後の爽快感を得たい人におすすめ。
内容はOL陶子さんが日常に起きる謎を解明していくというもの。
なんていうか、めちゃめちゃカッコいいです。
「女には向かない職業」のコーデリア・グレイのようです。
とにかく、読んでみてください。
いつのまにか加納ワールドにはまりこんでると思いますよ。
本日、6月7日再読了。
<はまったフレーズ>
わからないと言えば……。
荻がわざわざテープの終わりで、とってつけたように持ち出した、教会の鐘の
音云々というセリフには、ひょっとして何か他意があるのだろうか?
しばらく考えてみたが、やはりよくわからなかった。
考えているうちに、町田に着いた。
陶子は軽く首を振り、ホームに飛び出した。
たぶん、と陶子は思うことにした。
それほどたいした意味はないのだろう。
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