部屋の整理をしていて、ある漫画を見つけた。
北条司の読みきりが収録されている単行本だ。
いつ買ったのだろうか。思い返してみた。
昔からジャンプを買っていたから作者と作品ぐらいは知っていた。
しかし、昔はあえて、この人の漫画を読もうとはしなった。ジャンプ
を買い始めたのが丁度この人の連載が終わった後だったし、この
人のあとの連載は小さいながらあんまりよく分からなかったからだ。
けれど、ある作品をきっかけにこの人の作品に興味を持ち出した
のを今でも憶えている。それは「少女の季節ーサマードリームー」
っていう読みきりだ(92年の39号に収録)。小学生ながらにこの
作品に俺は惚れた。
それが現在でも続いていることが何かこそばゆい、そんな気分が
する今日この頃である。